Vercel 初心者ガイド

ゴールは「自分のホームページを URL で公開できる」こと。下の手順はそのための準備と操作。

できるようになること

このガイドを終えると、次の成果が手に入る(アカウント作成や CLI インストール自体がゴールではない)。

  • 自分で作った index.htmlhttps://〜.vercel.app の URLで誰でも見られる状態にできる
  • Claude Code または Codex にページを書かせ、ローカル確認のあとそのまま公開まで進められる
  • 修正したら vercel をもう一度打つだけでサイトを更新できる(再アップロードの手作業が不要)
  • 試し用 URL で確認してから vercel --prod本番 URLに切り替えられる

CLI を使えると何が変わるか

ブラウザの Vercel ダッシュボードだけでも公開はできる。CLI はターミナルから同じことをコマンドでやるための道具。

やりたいことCLI でできること
初めて公開するvercel → プレビュー URL がターミナルに表示される
本番に載せるvercel --prod → 固定の本番 URL に反映
HTML を直したあと更新同じフォルダで再度 vercel(ダッシュボードを開かなくてよい)
AI に任せるClaude Code / Codex がターミナルで vercel を実行できる(人間が画面操作しなくてよい)

手順の「アカウント」「キー」「CLI インストール」は、この CLI を使えるようにする準備。成果は上の URL 公開・更新。

手順

上の成果を得るまでの作業順。1 から順に進める。

1. Vercel アカウントを作る

  1. vercel.com/signup を開く
  2. Continue with GitHub を選ぶ(あとで連携が楽)
  3. GitHub で許可 → Vercel のダッシュボードが開けば OK
Vercel サインアップ画面。GitHub 等で登録する
サインアップ画面。「Continue with GitHub」がおすすめ

2. キー(Access Token)を取る

ターミナルから Vercel を操作するときのパスワード代わり。ブラウザだけで vercel login するなら、あと回しでもよい。

  1. ダッシュボード右上 → SettingsTokens直リンク
  2. 未ログインならログイン画面になる
  3. Create Token → 名前を付けて表示された文字列をコピー(再表示不可)
  4. メモ帳などに保存(Git にコミットしない)
トークン画面へ行く前のログイン画面
トークン設定の前にログインが必要

3. Vercel CLI を設定する

ここまでで「ターミナルから vercel を打てる」状態になる。Node.js が入っている Mac のターミナルで実行。

  1. インストール — npm install -g vercel
  2. ログイン — vercel login(表示 URL をブラウザで開く)
  3. 確認 — vercel whoami で自分の名前が出る
  4. 作業フォルダで紐付け — mkdir -p ~/projects/my-homepage && cd ~/projects/my-homepage && vercel link(新規 Project 名はそのまま Enter で可)
vercel login と whoami、デプロイ完了のターミナル出力イメージ
CLI の流れ(表示例)。実際の URL・ユーザー名は環境ごとに異なる

4. Claude Code または Codex でホームページを作る

  1. ~/projects/my-homepage で AI を開く(Claude Code: claude / Codex: Cursor 内など)
  2. 次を貼って依頼する:
    index.html だけの静的ホームページを作って。タイトルは「私のポートフォリオ」、自己紹介1段落、連絡先リンク1つ。CSSは同ファイル内。画像なし。スマホでも読めるように。
  3. open index.html でローカル表示を確認してから次へ
index.html をブラウザで開いたプレビュー例
できあがりイメージ(AI が生成した例)

設定の詳細: Claude Code · Codex

5. Vercel に公開する

ここで初めて「できるようになること」のURL 公開が達成される。

  1. フォルダで vercel → ターミナルに出た https://….vercel.app をブラウザで開く
  2. 問題なければ本番 — vercel --prod
  3. (任意)GitHub に push して Dashboard から Import すると、以降は push だけで更新できる
Vercel で新規プロジェクトを作る画面
GitHub 連携する場合の「New Project」画面(ログイン後)

注意点

  • トークンと API キーは別物VERCEL_TOKEN はデプロイ用。OpenAI 等のアプリ用キーは Project の Environment Variables に入れる
  • 秘密情報を HTML に書かない — キーをページ本文や Git に入れない
  • ルートに index.html — これがないと 404 になりやすい
  • 別アカウントに上がったときvercel whoamivercel switch で Team を確認
  • 本番デプロイ — 個人練習なら vercel --prod でよい。チーム運用では確認フローを決める
  • 最初は HTML 1 枚で十分 — Next.js は慣れてからで OK

もう少し詳しく: クラウド比較(Vercel) · CLI 詳細